日仏協働作品『三人姉妹』
原作:A. チェーホフ
構成・演出・美術:鳴海康平
出演:第七劇場
助成:ポーラ美術振興財団
上演スケジュール
【日程】
11月2日(土)15:00 / 19:00
※追加公演有
【会場】
新国立劇場 小劇場
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演出家・鳴海康平を中心に設立。テクストによって切り取られた世界を、孤独と消尽した人間性をもとに編み直し、体験される風景としての演劇性を示す作品を製作。言葉の物語のみに頼らず空間や身体とともに多層的に作用する表現が評価される。内外のフェスティバルなどに招待され、これまで国内15都市、海外3ヶ国5都市で作品を上演。代表・鳴海は2012年度ポーラ美術振興財団在外研修員として1年間フランスで活動。
フランスと日本の国際共同製作作品(日本語・英語字幕)。
私たちはすでに愚直な獣の群れだともいえます。行くあてがないこの群れは、お互いをこがねの鎖で縛り、一つのいびつな鉄の塊にも見えます。獣が従う本能的な感情は現在に純粋であるがゆえに、さらに強く自身を縛ります。ただ、私たちがもし希望を求めるとすれば、その醜悪さを示す感情の中に新たな種を蒔き育てることのみでしょう。たとえ私たちがその結実を目にすることができなくとも。
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭参加公演